デメリットは雨天走行にあり
図太いトルクによる加速力、無骨で大きなスタイルがハーレーの魅力です。バイク乗りといえばハーレーと思い浮かべる方も増えており、その存在感は他メーカーを圧倒していて、ツーリングをするとハーレー乗りを見かけたりすれ違う機会も増えています。
肌に感じられる鼓動音、心地よいエンジンサウンド、大きく重量があるためどっしりとした走行性能などが体感できますが、重量が重いことがデメリットになります。
例えばフルスロットルで加速したり雨の日になると、ブレーキを踏みタイヤに伝わるまでの空走距離と、実際に停止するまでの停止距離がかかってしまうのです。これらの原因は重量が重いことや無理にスピードを出しすぎることが原因です。
重量のあるハーレーはリアブレーキを多用します。バイクにもフロントブレーキとリアブレーキがありますが、フロントブレーキは急停車する時に威力を発揮し、リアブレーキは姿勢制御しながらスピードを落とすため急停車しづらいのです。
これ以外にもロングストロークエンジンに対してエンジンブレーキを多用すると、エンジンに負荷がかかるので注意しましょう。